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生涯、忘れられない1年になった2011年が終わりました。
3月につけられてしまった傷は、あるところでは癒えつつあり、あるところでは何も変わらずに放置され、そしてまたあるところでは傷の深さを増しています。
それらを目の前にして、自分の無力さに直面し心折れそうになることもありますが、今年も出来る事の可能性を探りながら、頑張っているみんなに何度も会いに行こうと思っています。
被災地で出会った人達、聞かせてもらった大切なお話し。
政府の迷走。嘘と闇。それを知って感じた怒り、悲しみ、混乱。
プライベートでも今年は様々な事がありました。
そんな2011年であったにもかかわらず、他のアーティストへの楽曲提供はあったものの、昨年、僕は僕自身のための曲を1曲も書きませんでした。
信じられないほどの多くの出来事や感情が僕を震撼させたわけですが、まだ言葉が出てこなかったのです。
しかしようやく最近、コップが溢れそうになっている、と感じます。
恐らくもうすぐです。
今年はとにかく曲がかきたい、と思っています。
他のアーティストに提供する事の面白さもわかってきたので、それを楽しみつつ、やはり自分の歌がかきたい。
今年はいよいよデビュー丸20年。
それにふさわしい歌を作りたい。歌いたい。
2012年はシンガーとして、ソングライターとして、音楽人として、この先の音楽への携わり方が決まる1年になりそうな気がします。
みんなも自分の生活があり、大切なものがあり、音楽から離れてしまうこともあるでしょう。
でも、僕はこれからもずっと歌っています。
また気持ちが音楽に向いたら戻ってきて下さい。
これまでに仕事で、プライベートで、そして被災地で。
出会った全ての人に感謝します。会えて良かった!
今年、みんなにいいことありますように。
2012年もよろしくお願いします!
2012年1月1日 坂本サトル