M07.銀河県道999 (ぎんがけんどうすりーないん)

 
【recording data】
word & music 坂本サトル
recorded at 音屋ホール (2017 福島県相馬市)
坂本サトル:vocal, acoustic guitar, carnival
渡辺洋一:electric guitar, chorus
坂本昌人:bass, chorus, carnival
鈴木慎也:drums, tambourine, chorus, carnival
佐藤達哉:organ
 
 
【坂本サトルによるセルフライナーノーツ】 
青森県内に「みちのく有料道路」という道がある。街灯が極端に少ない、通行料金高い、冬は初心者はもちろん豪雪地帯の運転経験がない人はベテランでも走行困難、という通行難易度の非常に高い有料道路なのだが、調べてみると県道なのであった。ということでそれをそのまま歌にした。(フォローしておくと昼は景色が素晴らしい。特に春から秋にかけては)
相馬レコーディングの2日目に森山とエンジニアナベちゃんが合流して遂にアルバムレコーディングがスタートした。使用したスタジオは本来はリハーサルスタジオでレコーディング機材はなく、年間100本以上のライブを録っている「モバイルレコーディングエンジニア」であるナベちゃんがほぼ全ての機材を持ち込んで実現したのだ。
スタジオに到着してからというもの、相馬の友人や知人、そしてファンの方による凄まじい差し入れと深い愛情が毎日届けられ、僕らは滞在中ほぼ食費ゼロ、ビール代完全にゼロ、という夢のようなレコーディングとなったのだった。ちなみに差し入れしていただいたビールは5ケース120本!相馬の皆さんほんとにお世話になりました!
このコーラスも渡辺の分のみiPhoneで。「最新式…」のデータがあまりにあんまりだったので有料アプリで録ってもらったのでこっちはちゃんとしてます。クレジットにある「carnival」は実家の作業場の2階で収録。空き缶、空き瓶、ギターのボディ、碁石とケースで作った「碁石シェーカー」などをマット、慎也と3人で叩いたり振ったりして録った。その時の模様をSNSにあげてあるので探してみて欲しい。
エレキは渡辺のみ。アコギはギルド。ベースのグルーブが素晴らしい。オルガンは2003年から僕のサポートをお願いしている佐藤達哉。2012年の再結成からはJIGGER’S SON5人目のメンバーとしてライブ、レコーディングに参加してくれている。

 
 
【坂本昌人】 
ライブでは会場全体で振り物・鳴り物の大セッションしたら楽しいだろうなあ。

 
【鈴木慎也】
雪国の県道あるある(笑)

 
【渡辺洋一】
僕も是非走ってみたいぜ、999。