M05. マスター YAMASHITA

 
【recording data】
word & music 坂本サトル
recorded at Sound Village (2012 山梨県山中湖村)
坂本サトル:vocal, electric guitar, hand clap, shout
渡辺洋一:electric guitar, hand clap, shout
坂本昌人:bass, chorus, hand clap, shout
鈴木慎也:drums, tambourine, hand clap, shout
柴田俊文:clavinet
森山公一:hand clap
 
 
【坂本サトルによるセルフライナーノーツ】 
11年ぶりに活動を再開して1番驚いたのが慎也のドラムだった。
明らかに11年前よりいいドラムを叩くようになっている。ブランクを感じさせない、というような単純なことではなく「楽器とは人間がそれまで生きてきた人生をまとって演奏するのだ」ということがよくわかった。バラードはもちろんこういったストーンズ的なシンプルな8ビートも素晴らしい。今回のアルバムを一足早く聴いてくれた人が「解散があって活動しない11年があったからこそ、こんな素晴らしいアルバムができたのだ」というような事を話してくれたが、確かにそうかも。
この曲、コーラス録りの日に歌詞書きが間に合わなかったため、歌詞が確定していない状態で昌人のコーラスを先に録らなければなくなった。苦肉の策というか面白半分というか、実はサビのマットのコーラスは全て「アスター!」と歌ってもらっている。後で歌詞を書く時に韻を踏んでいって無理矢理つじつまを合わせたという荒技。あらためて聴いてもちゃんと歌詞に合わせてハモっているように聴こえるから不思議です。エレキは左が渡辺、スタートを切る右が私。ギターソロは渡辺。
ボーカルはタイミングもピッチもノーエディット。頭から最後まで一気に歌ってそのまんまOKテイクに。

 
 
【坂本昌人】 
実はコーラスは全て「アスター」としか歌っていないのに、歌詞に合わせているように聞こえてしまうという不思議さ(笑)。

 
【鈴木慎也】
ジガーズサンのR&R!

 
【渡辺洋一】
山下さん、一度お会いしたいです。