M01. メリーゴーランド 
 

【recording data】
word & music 坂本サトル
recorded at TAMA studio (2013 神奈川県川崎市)
坂本サトル:vocal, electric guitar, acoustic guitar
渡辺洋一:electric guitar, chorus
坂本昌人:bass, chorus
鈴木慎也:drums, chorus
佐藤達哉:organ, keyboard
森山公一:chorus
 
 
【坂本サトルによるセルフライナーノーツ】 
2012年の再結成のためにJIGGER’S SONの新曲として書いたのは「バトン」だった。
バンドのために曲を書くのは実に14年ぶりのことで、正直に言えば、JIGGER’S SONとしての曲作りのやり方を僕はすっかり忘れてしまっていた。ちょうどその頃、父が9ヶ月に及ぶ闘病の末に旅立った直後だったこともあって僕はかなりシリアスになっていて、その結果「バトン」はシンガーソングライター然とした曲になったのだった。
その後「マスターYAMASHITA」を書き、11年ぶりの復活ライブとそのためのリハーサルがあって、僕はあっという間にバンドマンに戻っていった。
そうやってJIGGER’S SONとしての曲作りのマインドを思い出した後に書いたのがこの曲だから、これが本当の意味での再結成後の第1弾シングル、という思いが強い。
それほど気合いも入れずに作ったデモ音源が、4人で演奏する事でバンドの歌になり、歌詞に合わせてメロディと歌い方をブラッシュアップしていったことで進化し、森山のアイディアで録ったラストの「メリーゴーランド!」の大合唱が、遂にこの曲を代表曲の1曲にまで押し上げた。
エレキは右が私、左が渡辺。ソロは渡辺で転調後に出てくるもう1本が私。

 
 
【坂本昌人】 
このアルバム、いや再結成後のJSを象徴するような渾身の1曲。

 
【鈴木慎也】
どあたま!このリズム!ゾックゾックするぜ!

 
【渡辺洋一】
オープニングはこれで決まり。まわれ〜!!